足が悪いと、ある程度の移動が難しいからといって、働くことができないわけではありません。実際には、足に障害を持つ人々も、事務系の仕事で十分に活躍することができます。足の不自由さによって、外出や長時間の立ち仕事が難しい場合でも、事務仕事はオフィス内で行われるため、適切な環境が整っています。「あしわるブログ」では、足が悪くてもできる事務系の仕事を探してみました。参考にしてみて下さい。
1.データ入力業務
データ入力業務は、パソコンを使用してデータの入力や整理を行う仕事です。足の不自由さによって外出が難しい場合でも、オフィス内で座って行えるため、適している仕事と言えます。正確さや集中力が求められるため、細かい作業が得意な方に向いています。手元にある書類やデータをコンピュータに入力する仕事です。基本的には座って行うため、足に負担がかかりません。スピードが求められることが多いので、キーボード入力が得意な方にピッタリです。
データ入力業務は、パソコンを使って文字や数字を入力する作業なので、自宅で在宅勤務ができる可能性が高いです。これは、通勤に時間や費用をかける必要がなく、自分のペースで仕事ができるという点で便利です。データ入力業務は、主に一人で行う作業なので、人間関係によるストレスが少なく、服装や髪型に関して自由なところが多いので、自分らしく働くことができます。
特別なスキルや学歴が必要ない場合が多く、基本的なパソコン操作やオフィスソフトの操作ができれば、未経験からでも始めやすいです。また、パソコンの入力速度や正確さ、ビジネススキルなどを身につけることができます。足が悪い人にとっても魅力的な仕事です。
2.受付・窓口業務
お客様対応や電話対応、来客対応などを行う仕事です。立ち仕事が多いと思われがちですが、椅子に座りながら対応することも多いです。明るい雰囲気で接することができる方に向いているでしょう。なぜ向いているのか？利点を挙げてみると・・・
- 座っての業務:
受付窓口業務は通常、デスクに座って行うことが多いため、長時間の立ち仕事や歩行が必要な職種よりも負担が軽減されます。これは足の不自由な人にとって非常に有益です。 - 顧客対応:
受付業務では主に来客や顧客と接する役割があります。足が不自由でも、顧客との対話や案内を提供することができるため、コミュニケーションスキルを活かすチャンスが得られます。 - オフィス環境:
受付業務は通常、オフィス環境で行われるため、屋内での快適な作業が期待できます。これにより、気候の変化や屋外での移動が制限される場合でも、安定した職場環境が提供されます。 - キャリア成長:
受付窓口業務は多くの企業で重要視され、スキルや経験を積むことで、キャリアの成長が期待できます。将来的にはより高度な受付業務や管理職への昇進の機会が広がります。 - フレキシビリティ:
一般的に、受付窓口業務にはシフト制やパートタイムの仕事が多いため、足の状態に合わせて働き方を調整しやすいです。
足が悪い人にとって、受付窓口業務は安定した職場環境とキャリアの成長を提供し、職業的な選択肢を広げる一つの選択肢です。
3.営業事務
営業周りのサポートを行う仕事です。社内調整、書類作成、データ管理などが主な業務です。座りがちな作業が中心なので、足に負担をかけずに働けます。コミュニケーション能力が高い方におすすめです。利点としては・・・
- オフィスワーク：
営業事務の主な仕事は文書作成、電話応対、スケジュール管理など、オフィス内での業務です。長時間の立ち仕事や移動が必要な職種よりも適しています。 - インフラの整備：
一概には言えませんが、最近のオフィスはバリアフリー設計となっており、車椅子や松葉杖を使用する人にとってもアクセスがしやすい環境が整っています。 - コミュニケーションスキルの活用：
営業事務は顧客や同僚とコミュニケーションを取る機会が多く、営業事務の仕事は人との協力や関係構築が鍵となるため、この点でも適しています。 - ソフトウェアとテクノロジーの活用：
多くの営業事務業務はコンピューターソフトウェアやテクノロジーを利用して行われるため、足の不自由な人でも効率的に仕事を遂行できます。
営業事務は足が不自由な人にとって、仕事の選択肢の一つとして考える価値があります。仕事内容と職場の環境が合致すれば、充実した職業生活を築くことができるでしょう。
4.経理
会社のお金に関する管理を行う仕事です。入出金管理や給与計算、帳簿の整理などが主な業務です。基本的には座って行うため足への負担が少なく、数字が得意な方には向いています。私も経理の仕事は、挑戦した仕事でもあります。今まで紹介した仕事のようにパソコンを使って数字やデータを入力したり、帳簿や決算書を作成したりする作業が中心です。
そのため、自宅で在宅勤務ができる可能性が高く、通勤に時間や費用をかける必要がありません。ただ簿記程度の知識と資格が必要になってきます。全く知識がない人は、ハローワーク主催の「パソコン教室」が開催されているので講座に参加して知識と資格を取得することをおすすめします。日商簿記３級から始めると良いでしょう。また身につけた経験やスキルは、他の会社に行っても役立てられますので有益なものとなるでしょう。
5.総務
会社の運営を支える役割を担う仕事です。社員の労務管理や設備管理、経費精算などが主な業務です。事務スキルやコミュニケーション能力が活かせる仕事で、座り仕事がメインです。
特別な資格は必要ないとも言われますが、「中小企業診断士」「社会保険労務士」「衛生管理者」「日商簿記検定」などがあると仕事はしやすくなります。特に得意先や社員の労務管理には必須の知識が得られるので挑戦することをおすすめします。
6.カスタマーサポート
顧客からの問い合わせ対応やアフターサービスを担当する仕事です。電話やメールでの対応が中心のため、足に負担がかかりません。ただクレームやネガティブな問い合わせにも冷静な対処が必要なので、相手の気持ちに寄り添うことができる方におすすめです。
就職先の商品、サービスにも精通しておくと有利になることと、IT関連の資格や語学力、ビジネスマナーの資格を備えておくとさらに良い結果を生むでしょう。
7.テレアポ・テレマーケティング
電話を使って顧客へアポイント取得や商品やサービスの提案を行う仕事です。座り仕事が中心で、足への負担が少ないのが魅力です。お客様とのコミュニケーションが得意な方に向いています。準備することは、電話でのコミュニケーションスキル、声のトーンや話し方、聞き方などを研究、勉強することです。
あとは、現場で対応能力を磨くしかありませんが、対応マニュアルを作成して、友人、家族でロールプレイをしてみることも効果的な勉強となります。
まとめ
以上、まとめてみると・・・
- データ入力業務
- 受付・窓口業務
- 営業事務
- 経理
- 総務
- カスタマーサポート
- テレアポ・テレマーケティング
どの仕事も、足が悪くてもできるだけでなく、スキルアップやキャリアアップも見込めますが、自分に合った仕事を見つけて、特にハローワーク主催の講座などは無料で受講できるので、チェックして学びを多くすることです。雇用保険も利用すれば学びながら、給付金も貰えるので生活にも支障をきたすことはありません。自分の方向性を決めて挑戦してみて下さい！